ホーム >> ニュース、出版物など >> ニューズレター

ニューズレター

搜尋

  • 年度搜尋:
  • 專業領域:
  • 時間區間:
    ~
  • 關鍵字:

お知らせ:台湾と日本の特許優先権書類の電子データ交換(PDX)の手続きについて



お知らせ:台湾と日本の特許優先権書類の電子データ交換(PDX)の手続きについて
 
当所2013 1113日付らせリンクはこちらhttp://www.leeandli.com/JP/NewslettersDetail/5033.htmにてご報告したように台湾日本特許優先権書類電子データ交換(PDX2013122から正式開始します
台湾智慧財産局は、20131118日にさらに「台日優先権証明書類電子交換作業要点」を公布し、実際の手続きについて規定しました。ご参照いただけるよう、同「作業要点」の和訳を添付にてお送りするとともに、日本優先権を主張した案件におけるPDXの適用に関し、幾つかの注意点を以下にまとめました。
一、適用対象案件:
優先権証明書の提出期限が2013122日以降である特許出願又は実用新案登録出願に適用されます。2013122日以前にすでに提出されていたものであって、優先権証明書の提出期限が2013122日以降になる出願にも適用されます。ただし、意匠登録出願には適用されません。
二、適用対象外案件:
(1)優先権基礎出願が、日本意匠登録出願である案件。
(2)  優先権基礎出願が、日本特許庁を受理官庁としたPCT出願である案件。
三、PDX申請の時期:
新規出願の提出時に同時に申請するか、もしくは遅くとも最初の優先日から16ヶ月以内に申請しなければなりません。
四、日本特許庁からアクセスコードを入手する方法
詳しくは、日本特許庁のホームページの関連内容(http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/tetuzuki/t_tokkyo/shutsugan/yuusennkenn_syouryaku.htm)をご覧ください。
五、台湾智慧財産局へアクセスコードを提出する方法
(1) 政府手数料は不要です。
(2) 出願時に、優先権の基礎とした出願のアクセスコードを知っている場合には、下記の2つの資料を現地代理人に連絡すればよく、他に提出すべき書類はございません。
A. 【出願の区分】:即ち、特許又は実用新案の区別
B.  【日本特許庁から付与されたアクセスコード】:即ち、DAS CODE
(3) 出願時に優先権の基礎とした出願のアクセスコードを知らない場合には、出願後に、【出願の区分】及び【日本特許庁から付与されたアクセスコード】を補充提出することが可能です。ただし、優先権主張の基礎となる出願のうち、最先の出願日から16ヶ月以内に追完しなければなりません。期間内に追完しなかった場合、優先権主張自体が認められませんので、ご注意ください。
(4)台湾智慧財産局と日本特許庁との間の電子交換は月に2回行なわれますので、PDXによる優先権証明書の取得にかかる時間は約1520日となります。当該電子データ交換が成功した場合、台湾智慧財産局は特に通知書を発行しません。
六、PDX申請が不受理となった場合の救済策
PDXが申請されたが、台湾智慧財産局はPDXによる優先権証明書の取得ができない場合、その原因によって、補充方法は下記のように異なります。
(1) 原因が出願人の責に帰さない場合(例えば、ネットシステムの故障又は郵送のミスなど)、台湾智慧財産局又は日本特許庁が故障を排除又は優先権証明書を再送することにより補完作業を行ないます。補完作業が完成しましたら、法定期間内に出願人が優先権証明書を提出したと見なされます。
(2) 原因が出願人の責に帰する場合(例えば、出願人の提供したDAS CODE又は基礎出願番号に間違いがあったなど)、台湾智慧財産局は関連通知書を発行します。同通知書を受領してから2ヶ月以内に、書面の優先権証明書又は正確なDAS CODE若しくは基礎出願番号を補充提出することができます。期限までに補充提出しなければ、優先権証明書を提出しなかったと見なされます。
七、紙の優先権証明書の提出
PDXが実施されてからも、出願人は従来通り、紙の優先権証明書を提出することもできます。
 
本<お知らせ>についてご質問等がございましたら、理律法律事務所の弁理士の林宗宏(chlin@leeandli.com)までお気軽にご連絡ください。
  • 附件下載

  • 格式

回上一頁