ニューズレター
台湾における登録商標は複数人で共有することができる
経済部智慧財産局はこれまで複数の登録出願人が共同で提出した商標登録出願案を受理しなかった。しかし智慧財産局は今年、商標法改正草案を作成する際、1件の登録商標を複数の権利者が共有する「商標共有制度」の導入について検討したという。
商標共有制度導入の正確な時期は今なお不明だが、今後、智慧財産局は、複数の申請人が共同で提出する商標登録出願案をひとまず受理する可能性がある。したがって、商標を共有する必要がある場合、まず共同登録出願人の名義で出願しておくと、後日「商標共有制度」が正式に導入された後、早期に登録できる可能性がある。