ニューズレター
税関密輸取締條例改正案が行政院会で可決
最近、国内では知的財産権侵害貨物の輸出に係る事件が数多く発生しており、これを受けて政府は、税関管制措置を強化し、税関を通過する輸出入貨物を全面的に検査することを決めた。これには運送業者による運搬、郵送、又は旅客が携帯して持ち出し又は持ち込む貨物も含まれ、知的財産権を侵害するものはすべて厳重に処罰され、これによって、コピー品の輸出入を有効に阻止する。行政院会で先日可決された「税関密輸取締條例」改正案は、運送業者による運搬、郵送、又は旅客が携帯して持ち出し又は持ち込む貨物が特許権、商標権又は著作権を侵害する場合、その品物の価額の1~3倍の行政罰金に処するほか、その貨物を没収する。