ニューズレター
MASK-ROMチップの表示の実施
ゲーム機に使われるチップに関する模倣事件を防止するため、1999年7月にMASK-ROMチップへの表示が実施されることとなった。このほど、当該制度の運用の円滑化、及び知的財産権を重視する姿勢を表わすため、当該制度を検討・改善し、「MASK-ROMチップへの表示の執行方策」が公表された。当該執行方策によると、MASK-ROMチップに識別暗号が書き込まれ、チップの設計者や生産者を追跡することができるようになる。当該方策が6月末に施行される予定で、MASK-ROMチップへの表示作業、申請、登録などを規制し、適用の対象は我が国においてMASK-ROMチップの生産、デザインに従事する国内外業者及び生産委託業者が含まれる。