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「過労」問題の予防

Lawrence Yu/Stanley Liu


一、我が国の「過労」事案は広く社会の関心を集めている。そこで、労働者の心身の健康を守るため、各級労働者主務機関の労動検査単位は、2015年に労動条件検査を拡大する。
二、「職業安全衛生法」第6条には、関連する「過労予防条項」が既に追加され、使用者は、労働者を交代勤務、夜間労働、長時間労働に従事させる場合、適切に必要な安全衛生措置を計画し実施なければならない、と規定されている。
三、過労事故事案を防ぐため、労動部職業安全衛生署も既に「異常労働の負荷により誘発される疾患の予防に関するガイドライン」(「異常労働負荷促發疾病預防指引」)、「職業により誘発される脳血管疾患及び心疾患(外傷によるものを除く)の認定に関する参考ガイドライン」(「職業促發腦血管及心臟疾病(外傷導致者除外)之認定參考指引」)などの関連ガイドラインを公布している。これらのガイドラインにおける重要な内容は次の2点である。
(一) 「長時間労働」によって負荷が高まったか否かの評価は、発症当日から発症前16ヶ月以内の残業時間の多寡2週間で84時間の勤務時間以外の時間数)をもってこれを定める。もし、(i)発症日から発症前1ヶ月(即ち、発症日前1ヶ月間)の残業時間が92時間以上、又は(ii)発症日から発症前26ヶ月以内(即ち、発症日1ヶ月前までの5ヶ月間)の月平均の残業時間が72時間以上であれば、その残業によって生じた労働負荷と発症との関連性は極めて高い。
発症日前16ヶ月(即ち、発症日前6ヶ月間)の残業時間が、月平均37時間以上であれば、その労働と発症の関連性は、残業時間が多いほど高く、個別案ごとの情況を見て評価を行わなければならない。
 

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